先輩の声
学ぶ先輩の声
山形で学ぶ先輩留学生にインタビュー!
山形を留学先に選んだ理由、大学やアルバイトなどの日々の生活について、先輩留学生へ聞いてみました。
項目 | 金額 |
アルバイト収入 | 70,000円 |
奨学金 | 130,000円 |
収入合計 | 200,000円 |
寮・水道光熱費 | 33,000円 |
食費 | 40,000円 |
携帯料金 | 10,000円 |
その他 | 10,000円 |
支出合計 | 93,000円 |
山形大学 グエン チャウ ベト さん
留学のきっかけ
ホーチミン市工科大学在学中に家庭への金銭的な負担を減らしたいと思い、調べた奨学金制度の中から三菱グループの奨学生として2017年に日本に留学しました。東京の日本語学校で1年半学んだ後、山形大学に入学しました。
大学ではどんな勉強・研究をしていますか?
ベトナムに住んでた頃から太陽光・風力・原子力発電などのエネルギー関連に興味があり、現在は太陽光と有機ELを専門とする研究室に入り学んでいます。
将来はどんな夢がありますか?
将来は専門分野のプロフェッショナルとして母国に貢献することが夢です。いつかは自分で事業にも挑戦してみたいと思っています。そのために大学卒業後は大学院に進み、研究分野を深めたいです。大学院卒業後は、日本企業で10年間ほど働き、経験と知識を十分に積んでから帰国したいと思っています。
留学をして良かったこと、大変だったことは何ですか?
友人や教授など、たくさんの素晴らしい人に出会えたことが良かったです。多様な背景を持つ人たちと過ごし、さまざまな価値観に触れることで視野が広がりました。また、留学生の友人たちと話すために英語を習得できたことは良かったです。大変だったのは、初めての1人暮らしです。家族や友人と一緒に暮らしていた頃は一人の方が自由だと思っていましたが、いざ1人暮らしが始まると、部屋に話し相手がおらず、寂しくてホームシックになった時期もあります。今は1人暮らしも4年目に入り、一人の時間を上手く使えるようになりました。
山形での生活はいかがですか?
入学前は、生活環境や人間関係などいろいろと心配事が多かったのですが、入学してみるとその考えはすぐになくなりました。入学後は日本人の学生とすぐに友達になり、授業で分からないことがあると丁寧に教えてくれます。勉強に疲れたときには一緒に旅行に行きますが、リフレッシュできる楽しい時間です。困った時にサポートしてくれる先生の存在にも助けられています。また、山形は実際に住んでみると思っていたよりもお店が多く、自転車で行ける範囲で買い物や食事ができます。雪にはなかなか慣れないですが…、暮らしやすい街です。
これから山形大学に留学を目指す後輩たちへ、メッセージをお願いします。
文化・言語など、最初は慣れないことが多く大変かもしれませんが、努力を惜しまず続ければ、困難に遭っても乗り越えられるはずです。ここには、これまでにない新たな体験ができるチャンスがたくさんあります。とくに科学を勉強したい人には、山形大学はおすすめです。