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羽黒山での雪中ハイキング体験 #バスツアー2
こんにちは、やまがた留学アンバサダーのカンです。中国出身で、日本の山形県に留学して1年が経ちました。留学を通じて、日本の四季折々の美しさや、地元の人々の温かさに触れることができ、毎日が新しい発見でいっぱいです。
この冬、私は山形県での一風変わった冒険に挑戦しました。それは、雪中ハイキング。山形県では、冬になると山々が雪で覆われ、まるで別世界のように変わります。そんな雪景色を間近で体験したくて、出羽三山「生まれかわりの旅」推進協議会主催の日本遺産「出羽三山」魅力体験バスツアーに参加し、友達数人と一緒にハイキングに出かけました。
私たちの目的地は、出羽三山の一つである羽黒山。山形駅前で集合し、準備万端で出発しました。羽黒山へのアクセスは、冬季でも比較的容易でした。山頂までの道のりは、雪に覆われた石段を登ること約2時間。長靴とかんじきを装備して、雪の中を進んでいきます。このバスツアーでは特別に、山伏に案内してもらいながら雪中石段詣を体験しました。
途中、体力に自信のない方は五重塔まで参拝してから、山頂までバス移動する選択もありましたが、私たちは頂上を目指して歩き続けました。
頂上でのご祈祷は、三神合祭殿で行われ、羽黒山、月山、湯殿山の三つの神様に祈りを捧げました。その後、柿板の奉納も行い、これが現在進行中の五重塔の大改修のための材料として使われると聞き、非常に感動しました。（改修工事は2025年春まで）
昼食には、地元で採れた山菜を使った精進料理をいただきました。自然の恵みがぎっしりと詰まった料理は、寒い体をじんわりと温めてくれました。
この雪中ハイキングは、ただのハイキング以上のものでした。自然の美しさと厳しさ、そしてそこに息づく歴史や文化を体験することができました。山形県での留学生活の中で、これほどまでに深い日本の自然と文化を体験できるとは思ってもみませんでした。
もし山形県を訪れる機会があれば、ぜひ出羽三山の一つ、羽黒山の雪中ハイキングを体験してみてください。日本の冬の魅力を、全身で感じることができるはずです。
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