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新庄東山焼 陶芸体験 バスツアー#5

やまがた留学アンバサダーのみゆです。私は先日、山形県内の魅力を体験するバスツアーに参加し、新庄東山焼の陶芸体験をしました。

新庄東山焼は1841年(天保12年)から代々続く歴史のある焼き物です。「出羽の雪のかげり」と呼ばれる味わいのある鮮やかな青色が特色で、全国的に少なくなっている「登窯」で焼かれた素朴な美しさが魅力です。

今回は「手びねり」という方法での体験をしてきました。陶芸というと電動ろくろを使って、回転する台座の上で土を成形するイメージが浮かぶ人も多いかと思います。今回体験した「手びねり」とはろくろを使わない方法で、指先や麺棒を用いて土を伸ばしながら制作します。初めてでも手軽に体験でき、自分の思うままに自由な作品を形にすることができます。

私はコップとお皿をメインに作りました。お皿の深さが自分好みになるように型を選んだり、花柄のスタンプや木目を粘土に押し当てて模様を作ったりしました。沢山ある柄の中からお気に入りを見つけ、ペタペタと押していく作業はすごく楽しかったです。

苦戦したことは、サイズの調整です。成形した後に焼くことで粘土が引き締まり、一回り小さくなることを講師の方からお聞きし、イメージを膨らませながら制作しました。当初想像していたよりもかなり大きいコップになってしまいましたが、世界に一つだけの陶器を作ることができ、とても充実した体験となりました。焼きあがった完成品を受け取る日が待ち遠しいです。

自分で作ったこだわりの作品を、日々使い続ける素晴らしさ。ぜひ体験してみてください。

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